『新世』2025.10月号 昔話「たぬきのしょうゆ作り」の挿絵を作成しました。
- Eri Kamimura
- 12月5日
- 読了時間: 1分
奈良県に伝わる昔話「たぬきのしょうゆ作り」。
奈良の源さんは、力自慢の醤油職人。
大きな醤油樽の間でかわいいたぬきの家族を見つけ、少しずつ餌を与えづけました。
ある日源さんの奥さんの出産が始まり、急いで家に帰ると、残された蔵人たちは作業が進まず困っていました。
それを見てか、夜になるとたぬきたちが集まり、協力してかい入れを始めました。
朝、蔵人たちがその光景を見て驚き、源さんは感謝の気持ちでいっぱいになりました。
その年の醤油は、たぬきの恩返しのおかげで特別においしく出来上がりました。
醤油蔵の源さんとたぬきのあたたかいお話です。
「靴屋と小人」のようなお話でもあります。
たぬきたちが楽しそうに、恩返しをしている姿を描きながら、
描いているこちらも楽しくなりました。
うちにも来てくれないかな。。(笑)
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家庭情報誌『新世』2025年10月号
日本の昔話めぐり<奈良県>「たぬきのしょうゆ作り」
再話:新井悦子先生











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